6BM8S アンプの製作

矩形波応答

矩形波波形を観測してみます．これを見るだけで，大体の周波数特性，音質も分かります．

100Hzですが，明らかに低音が不足している波形です．出力トランス自体の周波数特性の下が60Hz程度ですから，仕方ありません．

10kHzもすでにかなり波形がなまっています．これは，1Wという測定条件が，アンプの出力限界である事も要因でしょう．聴いた感じでは，それほど高音が落ちているようには聴こえません．

100Hz Pulse 2.83V/8Ω(1W)

1kHz Pulse 2.83V/8Ω(1W)

10kHz Pulse 2.83V/8Ω(1W)

• ≪4.4. 位相特性
• 4.6. 歪率特性≫

このコンテンツは 2003年に別のサイトに掲載したものを加筆、修正して転載しています。