コンコルド訪問(2015年5月28日)

EL34ドライブEL34シングルアンプはだいぶモノになってきたが同時に製作を進めているECC82-5687プリアンプ(ECC82-6S45Pプリ)が思ったようにならない。

月初にコンコルドを訪れたばかりだが、悩んでいても仕方ない。佐久間駿(ススム)先生の「コンコルド」に行けばなにかヒントが見つかるかもしれない。アテがあるわけではないが館山の地を訪れることにした。

房総半島の先っぽ館山にある「コンコルド」まで内房線を快速で向かうと都内から 2時間以上掛かる。君津までは快速で来れるが君津から館山までは 1時間に 1本の各駅停車しかない。前日のうちに特急さざなみで君津まで来れたので君津で一泊して朝の列車で館山へ向かう。

君津から館山まではちょうど1時間。館山に着いてから「コンコルド」開店時間の 11時半までちょっと時間が開くので北条海岸を散歩する。館山には海上自衛隊の航空基地があり湾の上をヘリコプターが飛んで行く。

ブレンドソースのハンバーグを頂きながらいろんなアンプでいろんな曲を聞かせて頂く。

思い切ってススム先生に悩みを打ち明けてみた。「DL-103 のためのフォノアンプ、高域が落ちてしまうんです」と。

すると先生は「いつも高域が出すぎて困ってる。高域をいかに落とすか戦ってる」と。ECC82(12AU7)に替えて ECC81(12AT7)を使う、また RIAA の 10KΩ の値を変えてみる、それでもダメならすべて組み直してみる、というアドバイスを頂いた。

先生の製作記事を読んでいると高域との戦いなのがわかる。標準型の RIAAイコライザに加え、グリッドリーク抵抗250KΩ に 0.033uF をパラることもあるほどだ。

コンコルドの DL-103システムを聴かせて頂く。アンプは MJ2002年3月号、直熱管アンプ放浪記に掲載された 5691/5692/WE300B/CX350ppプリメインアンプ。

DL-102 で鳴らすシステムとまったく違って、DL-103 の音がする。ステレオカートリッジの DL-103 の両チャンネルを 5691 で増幅し、トランスで両チャンネルの音を合成してモノーラル信号を得る。

同じ音源の CD もあるということで、CD-逆RIAA を通した音と聴き比べする。CD-逆RIAA に比べてアナログのほうが低音も高音も出てないように聴こえる。もしかしたら CD は LP盤と比べてドンシャリ気味にイコライジングされているかもしれない。

たるローから ALTEC A5、DL-103系システムまでいろいろ聴かせていただいた。MJ誌に発表予定の新作も見せていただいた。製作中の新作の話も聞かせていただいた。ここに居ると時間が過ぎるのは一瞬である。しかし館山から自宅まではほぼノンストップ(なにせ総武線~新幹線の乗り換えが 15分なのだ)で帰っても 6時間くらいは掛かる。後ろ髪をひかれる思いだが、食後のコーヒーを頂いたところで帰路につく。

(続く)